2009年10月22日木曜日

ブルースのCD : その選択基準について


ブルースはロックの頑固親父的存在だ。

だから “ロック古代史” のお勉強の一環として高校生の頃から聴き始めた。しかしその頃は未だピンとくるものが無く、なんとなく暑苦しく、息が詰まりそうな音楽だった。

そんなブルースの面白さが判り始めたのはロックが行き詰まり、あまり聴かなくなり、本格的にジャズを聴きだした頃からだった。

最初は手当たり次第、何でも聴いていたが、少しづつ自分の好みが出てきた。

カッコよく完成されたアーバン・ブルースも好きだが、まだ尾骨辺りにカントリー・フレイバーが残っている土臭いブルースが結構好きだ。

それはマディ・ウォーターズやソニー・ボーイ・ウイリアムソン II 、そしてエルモア・ジェームスのブルースなのだ。

極端に言えばこの辺りのブルースと超古典的ロバート・ジョンソン、それにT-ボーン・ウォーカーやB.B.キングなどが聴ければ個人的にはほぼ満足だ。

「人生では多くを求めてはいけないよ、ボーイ」

だから当然この選択基準はかなり偏ったものになっている。

ブルース研究家ではないので、その道の主流派意見から外れていてもお構いなしだ。

またブルースのCDの場合、再編集ものやオリジナル・ジャケットを使っていないものが多い。だからジャケット・デザインの出来・不出来は選択基準から外すことにした。

ジャケットのビジュアル要素は “もう一つの音楽” なのだが・・・。

さてさて・・・。


B.B. King / B.B.キング
Big Joe Williams / ビッグ・ジョー・ウィリアムス
Buddy Guy / バディ・ガイ
Elmore James / エルモア・ジェームス
John Brim / ジョン・ブリム
Hound Dog Taylor / ハウンド・ドッグ・テイラー
Howlin' Wolf / ハウリン・ウルフ
John Lee Hooker / ジョン・リー・フッカー
Junior Wells / ジュニア・ウェルズ
Lightnin' Hopkins / ライトニン・ホプキンス
Little Walter / リトル・ウオルター
Magic Sam / マジック・サム
Muddy Waters / マディ・ウォーターズ
Robert Johnson / ロバート・ジョンソン
Robert Jr. Lockwood / ロバート・ジュニア ・ロックウッド
Sonny Boy Williamson II / ソニー・ボーイ・ウイリアムソン II
T-Bone Walker / T-ボーン・ウォーカー
Willie Dixon / ウィリー・ディクソン


update 2009/10/22

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