2005年12月15日木曜日
シリーズ : ジャケット・デザイン / 身近な動物たち
鳥 ≫ アトミック・ルースター 『ファースト・アルバム』
豚 ≫ ブロドウィン・ピッグ 『アヘッド・リングス・アウト』
犬 ≫ アニマル・ロジック 『アニマル・ロジック』
猫 ≫ ジミー・スミス 『ザ・キャット』
牛 ≫ ピンク・フロイド 『原子心母』
蛇 ≫ アリス・クーパー 『キラー』
動物はジャケット・デザインにしばしば登場する。
インパクト重視で擬人化さたり、バンド名や曲名に絡めて使われる場合が多い。音楽のテーマとの関連性から使われることもあるが、それは稀なケースだ。
アトミック・ルースター 『ファースト・アルバム』
ルースターとは “おんどり(雄鶏)” のこと。だからあえて女性の象徴である乳房を加えて、インパクトを狙ったのだろう。グループ名は “原子おんどり”。勇ましい。
ブロードウイン・ピッグ 『アヘッド・リングス・アウト』
グループ名も意味不明だが、煙草を吸う豚とサングラス、ヘッドフォンの組み合わせも妙だ。しかしユーモラスだなぁ。ポップな色彩感覚がいい。
アニマル・ロジック 『アニマル・ロジック』
バンド名が “動物論理” だから、犬以外でもよかったはず。とりあえず人間に一番身近な動物である犬を使ったのだろう。三人編成のバンドだから三匹の犬がいる。
ジミー・スミス 『ザ・キャット』
収録されている名曲 “ザ・キャット” とアルバム・タイトルから猫が選ばれた。一番オーソドックスな動物の起用理由だ。しかしなぜ黒猫なんだ?
ピンク・フロイド 『原子心母』
牧場の雰囲気を描き出すタイトル曲との関連で牛が使われたようだ。動物の起用に音楽上の理由がある珍しいケースの一つ。イギリスのデザイン・グループ、ヒプノシスの名作だ。牛の後姿ポーズも良し。
アリス・クーパー 『キラー』
アリス・クーパーは蛇が大好きのようで、ステージの演出にも使っていた。はたしてこの舌を出す蛇はアリスの愛蛇(?)なのだろうか?
update 2005/12
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音楽
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