2000年9月15日金曜日
夏休み後に猛勉強 / 雨を見たかい
小学校、中学校とまともに勉強しなかった。宿題もまともにしなかった。
だから成績は何時も下から数えた方が早かった。
中学3年の時が最悪で、学年で4クラス、約160人中、下から3番目ぐらいだった。
一番下のヤツは3年でもアルファベットが全部書けなかったらしい。
夏休み前に担当のK川先生に、このままでは高校進学は諦めんとアカンと言われた。
私はその時まで高校に入るのに入試があるなんて知らなかった、か、忘れていた。
しかし状況的にはどちらも同じ事。先生に一応行きたい希望校を伝えると、平均点75~80点ぐらい取れないと絶対に合格は無理との事。
とにかく袋小路、No Exit な状況。自分で勉強する方法なんか知らない。
さて、どうするべーか?
その年はどんな風に夏休みを過ごしたかは全然記憶にない。
9月になり、家庭教師を付けてもらう事になった。
大阪大学の理工科系の人が来てくれた。
初日に学力テストをした後、先生はサジを投げた。中学1年生の数学、理科が分かってなかったからだ。
英語はプロレスとロックが好きだったから結構好きで点数も良かった。社会はマル暗記で対処する。国語もプロレスやロックの雑誌ばかり読んでいたから(?)特に問題無し。問題は数学と理科だけと判明した。
この時期から就寝時間が大幅に変わった。
3時前に寝たことがない
中学1年生の数学と理科から徹底的に勉強した。
1つの事が解ると次の事も解る、一種の解読・解析快感に浸るようになり、加速度的に勉強がはかどってきた。そしてテストごとに点数も加速度的にぐ~んと跳ね上がり、やる気もバリバリ出てきた。
年が明けて、2月には当初の目標である平均点近くになんとか到達し、K川先生も願書を書いてくれた。
家庭教師の先生とも妙にウマが合い、勉強後にロックの話しなんかをした。
当時私が好きだったのがジャニス・ジョプリン、サンタナ、ジェスロ・タル、フーなど。
先生が好きだったのがCCR(クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル)。
当時はCCRの《Have You Ever Seen The Rain / 雨を見たかい》がヒットしていた。
大学生にしては聴くバンドが甘いなぁ、とか生意気にも思ってしまった。
こんな事情でCCRを聴くと今でも猛勉強していた頃と家庭教師の先生を思い出す。
Creedence Clearwater Revival / クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル
Pendulum / ペンデュラム
update 2000/09
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