2003年6月15日日曜日

理想の生活とは?


これは詠み人知らずのジョークだ。

その内容から考えると、このジョークが生まれたのは多分1950年代後半から1960年代前半だと思う。しかしどこの国の誰が作ったものかは定かではない。

お題目は“理想の生活”。

理想の生活とは、

アメリカ人並みのサラリーを貰う
イギリス人の家に住む
日本人の妻を持つ
中国人の料理を食べる

では最悪の生活とは、

中国人並みのサラリーを貰う
日本人の家に住む
アメリカ人の妻を持つ
イギリス人の料理を食べる



以上を現在の視点で検討してみると、

アメリカ人並みのサラリー ≫ 以前と比べると、ずば抜けて高い訳ではない。
アメリカ人の妻 ≫ よく知らないが、確かに自己主張は強そうだ。

イギリス人の家 ≫ のどかな田園風景の中で暮らせるのはいいだろうな。
イギリス人の料理 ≫ イギリス料理は確かに美味しそうではない。

日本人の妻 ≫ かつての美徳は失われた。アメリカ人以上にわがままか?
日本人の家 ≫ 昔より少しはマシだが、今でもあまり良いとは言えない。

中国人の料理 ≫ やはり中華料理は最高だ。
中国人並みのサラリー ≫ 確かに今でも低そうだ。



まあ、これはジョークだから偏見と先入観に満ちていて面白い。それに少しながら真実も含まれている。

さて日本についてだが、世界に誇る大和撫子のポイントは残念ながら暴落中だ。甘やかされて育ち、わがままな単なるブランド好きの女性を妻に持つのは難儀だろう。それにもう一つの評価ポイントである日本の住宅環境も改善されたとは思われない。

さて、現時点での理想の生活とはどんなものだろう?

update 2003/06

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