Jefferson Airplane / ジェファーソン・エアプレイン

Surrealistic Pillow / シュールリアリスティック・ピロー
1967

ドアーズのファースト・アルバムと共に67年のマジック・サマーを代表するアルバム。

サン・フランシスコを根城に活躍するジェファーソン・エアプレインはサイケデリック・ロックの旗手だった。 大ヒットの《あなただけを / Somebody to Love》など、当時のサイケ感覚たっぷりの曲もいいが、ヨーマ・カウコネンのアコースティック・ギター・ソロの《Embryonic Journey》も素晴らしい。うねるジャック・キャサディのベースもなかなかいいぞ。

その後ジェファーソン・エアプレインはポール・カ ントナーの影響力が増し、かなり政治色の強いバンドになりる。

彼らの売りだったのは結構分かりやすい曲作りとグレイス・スリックを中心としたヴォーカル・ ハーモニーだったのに・・・。

そしてライブ大好きロック小僧的なヨーマ・カウコネンやジャック・キャサディはバンドから離れ、Hot Tuna / ホット・ツナを結成する。

そんなこんなでバンド名もジェファーソン・スターシップに変更したり、時代に迎合する変てこなバンドになってしまった。

ジェファーソンの代表作は本作とフィルモアでのライブ版で決まりだ。

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Bless Its Pointed Little Head / フィルモアのジェファーソン・エアプレイン