2004年6月10日木曜日

Jeff Beck / ジェフ・ベック


Beck-Ola / ベック・オラ
1969

我が憧れのギタリスト、ジェフ・ベックはグループを作っては解散するという悪癖をもっている。

このグループも本作後、見事(?)に解散した。ヴォーカルがロッド・スチュワート、ベースがロン・ウッドという豪華なメンバーだった。

一般的には第1期ジェフ・ベック・グループ時代に録音された2枚のアルバムの中では『Truth / トゥルース』の方が評価が高い。しかしこの作品『Beck-Ola』も捨てがたい。

荒削りでノリのいいハードロック・テイストの曲が多数収録されているが、その中で名ピアニスト、ニッキー・ホプキンスのメロウなナンバー、《Girl from Mill Valley》は異色だ。しかしいい曲なんだなぁ、これが。

このグループ解散後、 ロッド・スチュワートとロン・ウッドはフェイセスで活躍。その後ロッドはソロ活動に移り、大ブレイク。一方ロンはローリング・ストーンズに参加する。

もしベックにバンド解散癖が無ければ、この二人の将来はどうなっていただろう?

And More...


Truth / トゥルース


Rough And Ready / ラフ・アンド・レディ


Jeff Beck Group / ジェフ・ベック・グループ


Beck Bogart & Appice / ベック・ボガート・アンド・アピス


Blow By Blow / ブロウ・バイ・ブロウ


Wired / ワイアード

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