2004年5月30日日曜日

Grateful Dead, the / ザ・グレイトフル・デッド


Live / Dead / ライヴ / デッド
1969

ライブには定評のあったグレイトフル・デッドの初ライブ・アルバム。

ふわふわ漂うギター・ソロが延々と続く《Dark Star》から始まるこのライブ・アルバムはブルース・サイケデリック・エレクトリック期の最高傑作だ。なんといってもこの最初の曲が23分なのだから恐れ入る。 そこではジェリー・ガルシアのギターを中心に妙にリラックスした開放的なエレクトロニック・スペースが構築されている。

こんなアルバムを作ってしまった反動か、グレイトフル・デッドは70年代からは180度方向を転換し、渋目のアコースティック路線へと進む。『アメリカン・ビューティー』や 『ワーキングマンズ・デッド』などでは商業的成功を得る。これは同時代に活躍したクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの影響かもしれない。

And More...


American Beauty / アメリカン・ビューティー


Workingman's Dead / ワーキングマンズ・デッド

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