2004年5月30日日曜日

Free / フリー


Fire and Water / ファイアー・アンド・ウォーター
1970

元祖ブリティッシュ正統派ロックバンドがこのフリーだ。

ブルースから発展したブリテッシュ・ロックの中でも、一番オーソドックスにそれを自分のものにしたのがこのバンドだと思う。タイトでシンプルながら十分に重みを備えたサウンドはベテランの域ともいえるが、このアルバムを制作した当時、メンバーは二十歳そこそこだったのだから驚く。

オーティ ス・レディングから影響を受けたポール・ロジャースのソウルっぽいヴォーカル、ポール・コゾフの見事なギター・リフのカッティング、ずっしりくるアン ディー・フレーザーのベース、そして引き締まったサイモン・カークのドラム。ツボを押さえたリズム感と絶妙な “間” の取り方が憎いね。

それにまるで「ロックは技や手数じゃねぇんだよ~!」とでも言っているようなシンプルな曲が多く、スタジオ録音技術が発達してもそれに頼らない姿勢は良し。

このアルバムに収められている《All Right Now》は全英チャートNo.1に登りつめ、フリーの人気を決定づける。ノリのいい名曲《All Right Now》は正座して拝聴すべし。

しかし成功の直後、フリーは突然解散する。その後73年には山内テツ(bass)が加入し、新生フリーとして再スタートする。だがそれも長続きせず、ポール・ロジャースとサイモン・カークはバッド・カンパニーを結成するに到る。

And More...


Highway / ハイウェイ


Heartbreaker / ハートブレイカー

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