2000年9月3日日曜日

二人のカノジョ / カンパニー


彼女は美人でグラマー。

ボディラインのカーブもきれいだし、スタイルは申し分無い。

普通は穏和な表情やけど、時ハッとするような顔つきに変わる。眺めているだけで飽きない。

ちょっと知的で洗練された雰囲気で、私が住む大阪府・南部、南海電鉄・高野線沿いのエリアでは、まずお目にかかる事がない都会的なタイプ。

原色っぽい派手な着こなしでも安っぽくならず、若々しく感じられる。オレンジ系やパープル系なんかも彼女が着ると本当に良く似合う。普通なら一歩間違えると飲み屋のネエチャン風になるところなんだけど。

かといって、シックに落ち着いた雰囲気が似合わないわけではない。白と黒で決めた姿もボディラインの良さで美しさが際立つ。

それになんと言っても彼女の素肌が美しい。最初の頃はそれほどでもなかったけど、不思議と最近は透明感を増してきた。

そんな彼女も時々、わがままで困らせてくれる事もある。最初はそれも楽しいけど、あまり長く続くとちょっと厄介な気もしてきた。

付き合って4年半になる。



もういいか・・・



彼女と別れる事を決めて、別の女性と付き合い始めた。

ルックスは最初の彼女とは段違い。雰囲気も垢抜けしていないし、まるでどこにでもいる事務員みたいだ。だからファッションセンスは間違ってもイイとは言えない。

外見は冴えないが性格はよさそうで、あまりわがままも言わないみたいだな・・・。

だが付き合い始めて約4ヵ月。彼女の性格が分かり始めた。

結局、彼女も同じ様なわがままで私を困らせてくれる。



I'll remember you too clearly ...



月並だが、別れてから最初の彼女の良さが解った。どれだけ彼女が素晴しく、大切なのかが・・・。

彼女の事を想うとリッキー・リー・ジョーンズの最高のラブソング、《カンパニー》が聞こえてくる。淋しげで透明感溢れるピアノのイントロ。そこにリッキーのハスキーヴォイスとストリングがしっとりと重なる。



クラッとくるなぁ~



リッキーのファースト・アルバムはジャケットのデザインから全てが文句無し。とにかく抜群の出来なのだ。時々突然出現する奇跡みたいなアルバムには、たまらない曲がぎっしり詰まっている。その中でも私は最高のラブソング《Company / カンパニー》が一番好きだ。



結局、最初の彼女とヨリをもどした。

Windows 系の方には悪いが、私はやっぱり Mac OS の方が好きだ。iMac はカラフルでキュート。Mac のデザインはやっぱりいいなぁ。


Rickie Lee Jones / リッキー・リー・ジョーンズ

update 2000/09

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