2000年9月8日金曜日
授業中に知らされた出来事 / 恋する二人
ソルボンヌ大学は存在しない。
パリにある大学は、パリ第1大学、第2大学と分類されて、第13大学ぐらいまであったように記憶している。
私が通っていた大学は “パリ第1大学・パンテオン・ソルボンヌ” というのが正式名称だ。
1~2年の基本過程の時期はパリ南東にある校舎に通っていた。
地下鉄の駅でいうとTolbiac / トルビャックという駅で下車して、徒歩約5分程度のところにあった。
近所にはチャイナ・タウンがあった。厳密にいうとフランスにはベトナム系が結構多いので "ベトナム・チャイナ・タウン" か?
ここでは安い中華も食べれるが、当時はとことん金が無かったので、いつもフランス・パンにハムかソーセージをはさんだ程度のサンドイッチを家で作り、弁当代わりに持ち歩いていた。
煙草を買う金も惜しかったので、当時は手巻き煙草をよく吸った。銘柄は DRUM とか SAMSON とか、どちらもオランダ製の煙草。
日本でもちょっと洒落たバーで飲んでると、時々ええカッコして手巻き煙草を吸ってる奴を見かけるが、巻き方は下手糞!私は若い時から鍛えてるから、今でもその辺のカッコだけの野郎よりずっと上手に巻ける。文句があるなら何時でも何処でも挑戦を受けてやる。
1980年12月某日、大講堂で授業を受けていた。私が煙草を巻いてる時、教授が何かの例えで、「ジョン・レノンを射殺した犯人みたいに・・・」と言った時は驚いた。
えっ!ジョン・レノンが殺された!!!???
隣の学生に聞くと3日程前の事件らしい。
テレビは無かったし、新聞は買わない。それにラジオは滅多に聞かない生活だったので、そんなとんでもない大事件が起っていたとは知らなかった。
I should have known better
ジョンの事を思い出すと必ず聞こえてくるのがアルバム『ア・ハーデイズ・ナイト』に入っている《I Should Have Known Better / 恋する二人》。同名の映画の中でも2回使われてる名曲だ。
ジョンの名曲は他にも目白押しだが、何故かこの曲が最初に頭に浮かぶ。
笑顔でハーモニカを吹きながら歌うジョン。
I should have known better / もっと良く知っておくべき。
しかし、もう遅かりし・・・。
合掌。
Beatles, the / ザ・ビートルズ
A Hard Day's Night / ビートルズがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!
update 2000/09
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