2009年10月10日土曜日
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病を患った / 心傷
先日、街中でここ4~5年会っていないカメラマンと偶然出くわした。
以前はよく一緒に仕事をし、よく一緒に食べ、よく一緒に飲んだ間柄、つまり老朋友みたいな男なので、
「えらい久しぶりやなぁ~、ヒマか? 」、
「ほな、お茶でも行きましょか?」、
とうい自然な流れで、喫茶店へ行った。
お互いに近況を報告した後、カメラマンの彼が、
「せやけど、えらい痩せはりましたなぁ・・・、何か・・・」
無理ものない。彼と仕事をしていた頃、私の体重は82キロぐらいだったが、現在は71.6キロ程度だ。
そんな訳で、話題は私が今夏患ったバセドウ病のことに。
そして多くの方々に言われた事と同じ事を、彼、カメラマンも言い出した。
「女の人が、それも20歳から30歳の若い女の人が罹る、あっ、そや、綾香と同じ病気に罹ったんですか・・・」
「食べ過ぎ、飲み過ぎで糖尿病とか通風とかやったら判るけど、ええ中年のオッサンが罹る病気と違いますやん・・・」
「オッサンとはえらいミスマッチな病気ですな、大阪とリオデジャネイロぐらい正反対で離れとるなぁ・・・」
そう、そこが一番引っかかるところだ。
「何でオレが女性の病気に罹らんとアカンねん!」
こって牛のような元気だけが売り物だっただけに、病気に罹ったこともショックだったが、女性に多い病気というところで、かなり精神的にへこんだ。
しかし 「いまさらジタバタしてもしょうがないやないか!」 と直ぐに開き直り(私の悪い癖)、飲み屋のネエチャンやニイチャンとバセドウ病を肴に酒を飲むようになった。
そしてメルカゾールの効果で病状が少し安定してきた頃、バセドウ病・発病記念(?)として2009年9月2日(火)から https://twitter.com/dkcosmos を開始し、同時に男らしく生きようと、久しぶりにヒゲを伸ばすことにした。
広告業を生業としているので、ついついこうした “なんとか記念” 的な発想になってしまうのが悪いところか。
ついでに 「普通の男の子」 に戻れるように、願掛けとしてカラオケではキャンディーズの曲しか歌わないことに決めた。守れるカナ?
お気楽なようだが、奥深いところに刻まれた心傷は癒えることがない・・・。
少し大袈裟でした。
ついでに書いておくが、くちヒゲとあごヒゲを伸ばすと、冬の間は少し暖かい。なんと言っても純毛100%、化繊0%だから。
update 2009/10/10
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