2004年9月20日月曜日

Stan Getz / スタン・ゲッツ


Getz / Gilberto / ゲッツ / ジルベルト
1963

一時期セルジオ・メンデスとブラジル’66にハマっていた。

それは中学3年生の頃で、ロックには無い、軽くて浮遊感漂う独特のリズムが好きだった。

その頃はボサ・ノヴァというジャンルすら知らなかった。だからそのリズムがボサ・ノヴァ特有のもだということも理解していなかった。

そんな訳でボサ・ノヴァのリズム感を幼児体験(?)した後、ジャズが好きになり、この『Getz / Gilberto』を初めて聴いた時は、「こんな音楽が欲しかったんや!」と小躍りして喜び、毎日飽きずに聴いていた。

スタン・ゲッツが御大アントニオ・カルロス・ジョビン、アストラット&ジョアン・ジルベルトたちと組んだこのアルバムはボサ・ノヴァとジャズの楽しさを世界中に広める為の “ボサ・ノヴァ・ジャズ普及会” みたいな存在だ。だからここではボサ・ノヴァのスタンダード曲が多く演奏されている。

泣く子も黙る定番の定番《The Girl From Ipanema》や《Corcovado》なんかもいいが、個人的には《So Danco Samba》が一番のお気に入りだ。スタン・ゲッツのメロディアスでノリノリのサックスも抜群だ。

アルバム全体を覆う、しっとりとしたビロードの肌触りのようなサウンドはたまらん!

And More...


Stan Getz Plays / スタン・ゲッツ・プレイズ


Captain Marvel / キャプテン・マーヴェル

0 件のコメント:

コメントを投稿