Mountain / マウンテン

Flowers of Evil / 悪の華
1971

マウンテンのアルバムなら『Nantucket Sleighride / ナンタケット・スレイライド』じゃないのか、という声が聞こえてきそうだが、このアルバム『Flowers of Evil / 悪の華』を選んだ。

理由は簡単。このアルバムの前半はスタジオ録音で、後半はライブ録音だからだ。グリコじゃないが、一粒で二度美味しいのは良い事だ。

ク リーム第4のメンバーと言われた名プロデューサー、フェリックス・パッパラルディと異形の巨漢ギタリスト、レスリー・ウエストを中心に結成されたアメリカ 最初の本格派ハード・ロック・バンドがマウンテンだ。その実力を余すことなく伝えるのがアルバム後半のライブ部分で、とんでもない勢いでアドリブが展開される。

その巨体に似合わず、スタジオ録音でのレスリー・ウエストのギター・サウンドはヴァイオリンの音の様に繊細だ。

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Nantucket Sleighride / ナンタケット・スレイライド