2004年5月30日日曜日

Frank Zappa / フランク・ザッパ


Weasles Ripped My Flesh / いたち野郎
1970

いたち風の電気剃刀に頬肉をそがれても笑顔の絶えない不気味な男がアメリカン・ポップアート風にどぎつく描かれたジャケットのインパクトは絶大だ。

さて中身の音だが、それはロックやフリー・ジャズなんかがミックスされたもので、フランク・ザッパは難解だと思われがちだが結構聴きやすい。妙なタイトル曲 ばかりだが、案ずるより聴くが易しだ。一聴すると怪作(?)みたいだが、良く聴けばザッパはすごくオーソドックスなロック・ミュージシャンだということが 判る。

ドビュッシーをおちょくった《Prelude to The Afternoon of a Sexually Aroused Gas Mask》やエリック・ドルフィーに捧げる(?)《Eric Dolphy Memorial Barbecue》など変なタイトル名の曲が沢山ある。シュールなタイトル《My Guitar Wants to Kill Your Mama》なんかは結構判りやすいロック・ナンバーだ。

このアルバムの邦題は『いたち野郎』。正確に訳すと『いたちが私の頬を引き裂いた』となる。

このタイトルもインパクト絶大だなぁ。

And More...


Fillmore East - June 1971 / フィルモア・ライヴ ’71


Chunga's Revenge / チュンガの復讐

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