Diana Krall / ダイアナ・クラール

Love Scenes / ラヴ・シーンズ
1997

彼女の名はダイアナ・クラール。

名前だけでくら～っとくる。ヴォーカルを聴くとさらにくら～っとくる。

こんなつまらんギャグが出るほどダイアナ・クラールの “くら～っ度数” は高い。

正直言って、一昔前ならこんな歌手やアルバムは聴かなかった。しかし私も軟弱になったというか、自分の好みに正直になったというか、ダイアナ・クラールは大好きだ。そう、“くら～っ度数” にやられてしまったのだ。

さて、彼女のアルバムを一枚だけ選ぶとすると、『When I Look in Your Eye』もいい。ストリングをバックに歌い、ほのかなボサ・ノヴァ風味も味わえる『The Look of Love』もいい。ノリのいいライブ盤、『Live in Paris』も捨てがたい。

しかし個人的には “くら～っ度数” が一番高い『Love Scenes』がお気に入りだ。ダイアナ・クラールの “くら～っ度数” を実感するには、このアルバムの様に、ギター、ベース、ピアノにボーカルという小編成のものがいい。

いやはやダイアナ・クラールのハスキーでシルキーな声、お上品なピアノ、それにルックスも含めて、たまりませんなぁ。

出るのは溜め息のみ。

And More...


The Look of Love / ザ・ルック・オブ・ラヴ


When I Look in Your Eyes / ホエン・アイ・ルック・イン・ユア・アイズ


Live In Paris / ライヴ・イン・パリ