2010年2月8日月曜日

“べろべろの神様” が降臨した怒涛の酒飲みツアー


先日、取引先が主催する研修視察ツアーという名目の観光宴会ツアーに参加することになった。

行先はNHKの大河ドラマ『龍馬伝』のお陰で今話題の高知市。大阪・堺市から一泊二日の行程だ。

2月2日(火)、8時30分に定刻どおり堺市を出発、山陽道を走り、岡山県・倉敷市を経由して、香川県・琴平町に12時に着く。

この間にウォーミングアップを兼ねて缶ビールを2本飲む。

琴平町にて昼食。“スーパードライ・こんぴら” を飲みながら、天ぷらや刺身、讃岐うどんを食べる。

瓶ビールのラベルには “スーパードライ・こんぴら” と確かに印刷されている。しかし注意深く味わいながら2本飲んでも、いつも飲んでいたスーパードライとの味の違いは結局わからず終い。???。

ほろ酔い気分で “こんぴらさん” と呼ばれ、親しまれている金刀比羅宮(ことひらぐう)へ向かう。

参道の石段は本宮まで合計785段。

本当は786段だったのだが、参拝者が “786=なやむ=悩む” では困るので、1段減らしたとか。ホンマかいな?

785段はさすがにキツく、汗をかきながら本宮に辿り着く。お陰でそれまでに飲んだアルコールが抜けた。

お参りをして、今度は785段を下ることに。上る時は夢中で気づかなかったが、石段の傾斜は結構急なので、少し笑う膝に注意しながら下る。階段を踏み外すと、かなり下の方まで転げ落ちそうだ。

金刀比羅宮を2時頃に出発し、一路高知へ。バスの中で疲れた体を癒すため、ついつい缶ビールを2本飲んでしまう。

4時30分頃に高知に到着。高知城と “ひろめ市場” を見学し、5時30分頃に今夜一晩お世話になる老舗旅館、“城西館” に到着。

この “城西館” はなかなか立派な旅館で、昭和天皇をはじめ皇族の御定宿らしい。

部屋に荷物を放り込み、露天風呂へ。夜の宴会に備えて酒を抜く。

6時30分。宴会スタート。

カツオのたたきや刺身が大皿に盛られた名物の皿鉢料理、ドロメや酒盗、うつぼの寿司などを食べながら、ビールや日本酒をグビグビ。





あ~、よく食べたなぁ~、よく飲んだなぁ~と思っていると、漫才コンビ、宮川大助・花子の花子を老けさせたような年配の仲居さんがお座敷遊び “べろべろの神様” を始めましょうと道具一式をもってやって来る。

おかめの杯、口のところに穴の開いたひょっとこの杯、おおきな天狗の杯、おかめ・ひょっとこ・天狗の顔が描いてあるサイコロのような駒、そして駒を回すためのお盆。


画像:高知の観光ガイド「よさこいネット」から

お盆の周りを6人ほどで囲み、「べろべろの神様は正直な神様よ、〇〇〇のほうへおもむきゃれ、はいっ、おもむきゃれ、はいっ ♪」と手拍子と共に歌いながら駒を回す。この〇〇〇の部分に、例えば “男前” とか “お利口さん” とか “間抜け” とか、人を形容する好きな言葉を入れて歌う。

そして駒に指された人は、駒の表に描いてある絵と同じ杯でお酒を飲むことになる。

おかめの杯はそれほど大きくなく、普通の大きさの杯の約3杯分程度のお酒が入る。ひょっとこの杯は約5杯分程度、そして天狗の杯は鼻の部分が大きいだけに約8杯分程度のお酒が入る。

ひょっとこの杯は口のところに穴が開いているので、ひとさし指で穴を押さえてお酒を飲みほすまで杯は置けない。天狗の杯は鼻の部分が出っ張っているのでお酒を飲みほすまで杯は置けない。

いや~、天狗に当れば結構な量のお酒をイッキ飲みすることになる。

こんなお遊びで、結構飲んでしまう。

さて “べろべろの神様” も終り、もうすぐデザートかなと思っていると、例の仲居さんが “菊の花” を始めましょうと再度やって来た。

宴会に参加している19人分の杯をお盆に裏向けに乗せ、その中の一つの杯に仲居さんが刺身のツマの菊の花を忍ばせる。


画像:高知の観光ガイド「よさこいネット」から

「菊の花、菊の花、あけて嬉しい菊の花~ ♪」と歌いながら、一人づつ順番に杯を開けていき、菊の花の入った杯を開けた人はそれまでに開いている杯に全部お酒をそそぎ、飲み干すことになる。

そして小生は14番目に菊の花の入った杯を見事に(?)開けてしまい、冷酒を14杯、有難く頂くことに。

こんなお遊びで、又しても結構飲んでしまう。



急性アルコール中毒で倒れるものも無く、9時前に宴会は無事に終了。

飲み足らない呑み助達はK常務、T取締役の部屋で飲み直すことになるが、小生はどうしても外で飲みたく、高知市内へ一人で飲みに出かける。

“城西館” から歩くこと約15分、高知市役所と高知新聞社の付近をうろつき、手頃な飲み屋を探す。長年のカンで、地方都市では役所や地方新聞社の近所に必ず飲み屋街がある事を知っている。

すりガラスの向こう側に、並んだボトルがうっすら見える古いバーを見つけ、入口付近で中の音に聞き耳を立てると、微かにフラメンコ・ギターの音が聞こえる。

まぁ、フラメンコをBGMで流しているような酒場ではぼったくられることは無いだろうと訳の判らん理屈で自分を納得させ、ドアを開ける。

古くて暗い店内には先客がカウンターに二人、カウンターの向こうには30代と20代らしきの女性バーテンダーがいる。

カウンターの端に陣取り、30代らしき女性バーテンダーに「お奨めの高知の酒でもちょうだい」とお願いすると、“ダバダ火振” という四万十特産栗焼酎を出してくれた。

まろやかな味だが、栗特有の香りが広がる野生的な焼酎。これはなかなか美味しかったので、水割りで3杯飲む。

ワンランク上の “ダバダ火振・四万十大正” も飲んでみるが、いゃ~、これも気に入ってしまい、ついつい水割りで2杯飲む。

そんなこんなで、もう11時前。そろそろ宿に帰ろうとバーを出る。少し酔っ払っていたのでバーの名前は失念してしまった。不覚。

しかし場所は今でもちゃんと覚えているのだから不思議。

11時過ぎに “城西館” に戻り、K常務、T取締役の部屋を覗いてみると、呑み助達は未だ飲んでいる。小生も加わり、瓶ビールを1本飲み終えた頃にお開き。呑み助達は千鳥足で各人の部屋へ向かい、消灯。

2月3日(水)、7時に起床。昨夜食べた量と飲んだ量のバランスが良かったためか、二日酔いも無く、露天風呂へ。しかし朝風呂は快感ですねぇ。

8時前に1階の “太陽の間” で朝食を摂る。朝食は和風又は洋風のバイキングスタイル。これには何時もながら悩む。味噌汁とご飯の和風は沢山飲んだ翌朝にはピッタリだ。しかしカリッと焼けたベーコンやオレンジジュースの洋風の朝食も捨てがたい。

結局、和風の朝御飯をしっかり食べ、街中へ散歩に出かける。

やはり地方都市、目抜き通りも交通量が少ないし、路面電車内も空いている。人が多い都会に住んでいると、このスカスカ感にホッとする。それに高層ビルが無いので、空がとても広くて近く感じられる。風景に圧迫感が無いのはいいなぁ。

9時30分に “城西館” を出発し、JR高知駅前で開催されている “土佐・龍馬であい博” を見学に行く。大河ドラマ『龍馬伝』のプロモーション用のイベントのようなもので、あまり面白いものではなかった。

そして太平洋を望む坂本龍馬像で有名な桂浜へ向かう。

立派な坂本龍馬の銅像をしげしげと見上げた後、ウイスキーを入れたスキットルを持って浜辺へと降りる。

波際に立ち、太平洋を眺めながら一人ウイスキーをグビリ、グビリと飲む。実に爽快。あ~、気分がいい。

しかし突然の大波に襲われて、ニューバランスのウォーキングシューズは完全浸水。あ~、気持ち悪い。

濡れた靴と共に黒潮観光市場へ向かい、昼御飯。カツオのたたきや刺身をアテに瓶ビールを1本飲む。

そして2時頃に高知市を後にし、大阪・堺市へと帰路に着く。

帰りのコースは香川県・鳴門市へ向かい、そこから淡路島を横断し、神戸経由で大阪・堺市へ。

旅も終盤となると、さすがにしんどい。しかしバス中では他にする事も無いので、ついつい缶ビールを2本飲んでしまった。そしてスキットル内のウイスキーを飲み干す。

6時に大阪・堺市に到着。いやはや飲んでばかり、べろべろの二日間だった。

“べろべろの神様” が降臨した怒涛の酒飲みツアーはこれにて無事終了。

お陰で体重は約1.5kg増!

《 主なお土産 》
嫁さんへのお土産:ぶんたんたん(文旦のリキュール) 1,260円也 などなど・・・
息子へのお土産:坂本龍馬もっこり 420円也 などなど・・・
自分のお土産:桂浜で拾った文鎮に使えそうな楕円形の黒い石

update 2010/02/08

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