2004年7月20日火曜日

Young Rascals, the / ザ・ヤング・ラスカルズ


Groovin' / グルーヴィン
1967

大ヒットしたタイトル曲《Groovin' / グルーヴィン》のリラックスした雰囲気はたまらん。

のどかな初夏の昼下がり、ラテン・パーカッションと鳥の囀りが聞こえるこの名曲を聴きながら昼寝をするのは快感だ。

65年、ソウルやリズム&ブルース、ジャズ等黒人音楽専門のレーベルだったアトランテックと契約したヤング・ラスカルズは “ブルー・アイド・ソウル” と呼ばれた白人ソウル系バンドの代表格だった。このアルバムにもソウルっぽさはあるが、今の感覚では適度にブラックでポップな心地よい音楽だ。フェリックス・キャバリ エとエディ・ブリガッティのセンスの良さが光るなぁ。

その後ヤング・ラスカルズは、これまた大ヒットした《People Got To Be Free / 自由への讃歌》が代表するように、時代を反映した政治的なメッセージ色の濃いバンドへと変わってゆく。

60年代後半のニューヨークには個性的なバンドが集まっていた。ヴァニラ・ファッジ、ヴェルベット・アンダーグラウンド、そしてヤング・ラスカルズ。

こんな時代のニューヨークへタイム・スリップしてみたい!

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