2004年6月30日水曜日

Poco / ポコ


Deliverin' / ライヴ・ポコ
1971

伝説的バンド、バッファロー・スプリングフィールドから派生したバンドがポコだ。

同じくバッファロー・スプリングフィールドから派生したグループとしてはCSN&Yの方が有名で評価も高く、ポコは残念ながらブレイクしなかった。

ポコがこのアルバムをリリースした頃はシンガー・ソングライターの全盛期だった。

サイケデリックからラヴ&ピースのウッドストック・フェスティヴァルを経て、連帯、革命としてのロックは終焉し、時代は内省的なジェームス・テイラーやキャロル・キングなどの癒し系の歌を求めていた。

そんな時代にポコは仲間で楽しくロックしようぜ、と出現した訳で、残念ながら彼らの時代に対するスタンスは少しずれていのかもしれない。

しかしそんな時代もとっくの昔の話となった今、ポコを再び聴いてみると、その良さがしみじみ判る。

ポコとはスペイン語で “少し” を意味する。しかしカントリー・フレイバー溢れたポコのライブには底抜けに明るいロックの魅力が “沢山” 詰まっている。

CSN&Yより明るくノリノリで、ピチピチ飛び跳ねるような躍動感溢れる演奏は楽しいなぁ。ヴォーカル・ハーモニーは見事だし、アコースティック・ギター・バトルも楽しめるし、バンドとしての一体感もいい。

こんなに無害で学芸会的なロック・コンサートもいいだろう。これは健康優良・教育委員会推薦的なライブ盤なのだ。

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