黒檀色をした魂の音色。
コルトレーンの音楽には祈りがある。
それは松脂のように、粘り、絡みつく。
マイルス・デイヴィスは最高だ。
抜群の構成力と企画力で見事に “音楽” を創り上げる。
しかしそこには愚直なまでの聖なるものへの憧憬は無い。
コルトレーンがソプラノ・サックスで奏でる《スピリチュアル》。
この曲の奥底にはコルトレーンの祈りがたっぷり沈殿している。

Live at the Village Vanguard / ライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード
update 2005/04
日常生活における些細な出来事や冒険などの断片集 And More...
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