2005年4月15日金曜日

ジョン・コルトレーン / スピリチュアル


黒檀色をした魂の音色。

コルトレーンの音楽には祈りがある。
それは松脂のように、粘り、絡みつく。

マイルス・デイヴィスは最高だ。
抜群の構成力と企画力で見事に “音楽” を創り上げる。

しかしそこには愚直なまでの聖なるものへの憧憬は無い。

コルトレーンがソプラノ・サックスで奏でる《スピリチュアル》。
この曲の奥底にはコルトレーンの祈りがたっぷり沈殿している。


Live at the Village Vanguard / ライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード

update 2005/04

0 件のコメント:

コメントを投稿