2011年3月9日水曜日
老朋友の誕生日に思い出したフレーズ
Facebook は便利だ。
友人の誕生日を知らせてくれたりもする。
明日、3月10日、我が老朋友 Eric Viennot が誕生日を迎える。
彼は51歳になる。
かつて私がフランスで大学生だったころ、古い言い方だが、机を並べて勉強し、机を挟んでワインやウイスキーを痛飲した仲だ。
お祝いの言葉を考えていたら、大学時代に私たちが少なからずお世話になった、ある教師のフレーズ、いや口癖とでも言うべきか、を思い出した。
ついでにそのフレーズを Google で検索してみたら、我が老朋友のブログの1ページ(4年前に書かれたもの)がひっかかった。 ≫ 我が老朋友のブログ
彼はそのフレーズをタイトルに使い、最近の仕事内容について書き込んでいた。
そのページの冒頭部分を、ざ~っと大阪弁に訳してみると、
ず~っと昔、オレがまだ造形芸術学部の学生やったころの事や。
『若さは特権と違うんや!』
いつもオレたちにそう言い続けていた教師がいてた。
オレがこのフレーズの意味を体感するまでには、少し時間がかかったもんや。
その講師曰く、
『オマエらが若いから言うて、甘やかす気はないんや。
オマエらの若さは、オマエらの弱点の言い訳にはならんのや!
ピカソを見てみぃ! 25歳で革命的な《アビニヨンの娘たち》を描いたんや。
ピカソは8歳の頃から絵画の歴史を全て見直したから、それが出来たんや。
ピカソは天才やから特別やて? 何を眠たいこと言うてんねん、勉強じゃ!』 ・・・
明後日、3月11日、我が息子は中学校を卒業する。
言ってやりたいね、
『若さは特権と違うんや!』
La jeunesse n'est pas un privilège !
update 2011/03/09
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