2004年6月20日日曜日
Mike Bloomfield / マイク・ブルームフィールド
Live at The Old Waldorf / ライヴ・アット・ジ・オールド・ウォルドルフ
1977
マイクは私が一番贔屓にしている白人ブルース・ギタリスト。
彼の粘りっこいブルージーな音はブリティッシュ系の白人ブルース・ギタリストには出せない。白人の中では最も “黒くて、本物っぽい” ブルース・ギタリストが残した最後のライブ・アルバムがこれだ。
こ のアルバムは76年12月から77年5月まで、マイクが地元サン・フランシスコのライブハウスで演奏した時のもので、彼はそこでほぼ毎週末プレーしていた らしい。リラックスした雰囲気の中でマイクは伸び伸びとギターを弾いている。朋友ニック・グレイヴナイツやバックのサポート陣も抜群だ。
60年代後半には隆盛を誇ったブルース・ロックも下火になり、ブルース・ギター一筋だったマイクにとって70年代は恵まれた時代ではなかった。そして彼が麻薬に溺れるようになったのも70年代からだ。
81年2月15日、マイクは車の中で死んでいるところを発見された。死因は精神安定剤の過剰摂取だった。
合掌。
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音楽
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