
In The Court of Crimson King / クリムゾン・キングの宮殿
1969
ロックだけではなく、フォークやジャズ、クラシックの要素をぶち込んで、それらを卓越した演奏技術で練り上げて、狂気の童話的世界を構築したのがキング・クリ ムゾンの伝説的ファースト・アルバム『In The Court of Crimson King / クリムゾン・キングの宮殿』だ。
キング・クリムゾンといえばロバート・フィリップのワン・マン・バンドのように思われているが、このファースト・アルバムでは他のメンバーとの絶妙なバラン スが未だ成立している。特にマルチ・プレーヤー、イアン・マクドナルドの存在は大きく、彼の及ぼす影響力は強い。そして演奏はしないが、堂々とメンバーと してクレジットされているピート・シンフィールド(作詞)の役割も忘れるべからず。批判性に富んだ詩と壮厳な音楽については多くを語る必要はない。一度は聴くべし。
顔をイラスト化したジャケットのインパクトではフランク・ザッパの『いたち野郎』と双璧だ。
私はこの2枚のアルバムを高校1年生の夏、一緒に買ってしまった。
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